【サロンのモノ語り】①フロリハナの精油

 林泉では、精油はフロリハナを使っています。通っていた学校の教材だったので何となく使い始めましたが、そこから20年近く経ちました。長く愛用してきた理由を考えてみると、次の3点があげられるかと思います。

1. オーガニックなので、安心

 例えば、ラベンダーのボトルの裏側を見ると、5つのオーガニック認定マークがついています。これらはどれも、厳しい基準を満たしていないと許可が下りないもので、詳細はすべてフロリハナのホームページで確認することができます。https://www.florihana.co.jp/?mode=f1
 加えて、各精油の成分が、ホームページ上でロットナンバーごとに公開されていて、その点も安心です。
 余談になりますが、一口に認定といっても、会社や団体によって、レベルはピンからキリまであるようです。精油の中身についてほとんど確認されないまま、認定証が発行されるケースもあると聞いています。

2. 容量が少なめだから、いつもフレッシュ

 林泉では、フロリハナの5gのボトルをメインに使っています。精油のボトルは、10mlが主流ですから、パッと見ると小さく感じるかもしれません。
 ただ、うちのような個人サロンでは、このサイズが大切です。林泉では、常時40種ほどの精油をそろえているので、容量が多いと最後まで使い切れないことがあります。いつでもフレッシュな状態をキープするには、フロリハナのちょっと小さめがいいのです。

3. 一滴ずつ落ちるから、準備がスムース

 精油のボトルの口には、ドロッパーと呼ばれる中栓がついています。直径1cmほどの小さなプラスチックですが、これの出来が悪いと、ボトルを傾けたとたんザーッと流れてきたり、反対に、何分待っても出てこなかったりします。
 フロリアルは、中身の精油もさることながら、このドロッパーがよくできています。もちろん精油の粘度や残量など条件によりますが、基本的に困った記憶がありません。
 精油を落とす作業は、カウンセリング中のほんのいっときですが、だからこそ手間取りたくありません。準備はなるべく手短に済ませて、トリートメントはゆっくり楽しんでいただきたいと思っています。

フロリハナ
https://www.florihana.co.jp/