スパイスの香りと、濃厚なミルクのおいしさ。マサラ・チャイをつくってみました。
もくじ
マサラとは、さまざまな香辛料という意味
朝晩などずいぶん冷え込むようになりました。
ひと息いれるときなど、温かい飲み物が欲しくなります。
そこで、少し手間をかけて、マサラ・チャイを作ってみることにしました。
マサラとは、さまざまな香辛料を混ぜたものという意味だそうです。
まず、スパイスをつぶします
シナモン(1/2本)、クローブ(2粒)、カルダモン(3粒)、黒コショウ(1粒)をすり鉢で砕きます。
ショウガ(1かけ)は、生のものを荒く刻みました。
本場のインドにはスパイス専用のすり鉢があるそうですが、私は普段使っている薬味用で代用します。
紅茶は安いものが向いています
茶葉(大さじ1)は、スーパーで買ったティーバッグの中身を取り出しました。
チャイは煮だして作るので、安価な紅茶のほうが渋みが感じられ、それが美味しさにつながります。
高価な紅茶は、作る過程で繊細な風味が飛び、つまらない味になってしまいます。
お湯を沸かし、スパイスと紅茶を入れます
水(200ml)を火にかけ沸騰したら、すべてのスパイス、紅茶、砂糖(大さじ1)を入れます。
美味しく作るポイントは、強めの火加減でしっかり煮つめることです。
そこで、吹きこぼれる寸前まで耐えられるよう、鍋は少し大きめを選びました。
3分ほど沸かします。
牛乳を加えたら、よく煮だしてできあがり
牛乳(200ml)を加え、さらに5分ほど火にかけました。
しっかり煮だすと、牛乳が煮つまり、コンデンスミルクのような味わいになります。
吹きそうになっては火から離す作業を何度かくりかえした後、茶こしを使ってコップに注ぎました。
以上、2人分の完成です。
こぼれ話~スパイスはいつまでもつか
実は、この記事を書くにあたり、使いかけのスパイスがあったので、賞味期限を少し過ぎていたけれど使ってみました。
心配だったので調べてみると、スパイスは乾燥しているので腐らないということ。
ただ風味は弱まるので、そこは見た目やにおいなど、実物の様子から判断するといいみたいです。
とはいえ、香りはしっかり楽しみたかったので、各スパイスともご紹介した量よりもプラス1粒くらい多めに入れて調整しました。
すり鉢でつぶすとさわやかな香りが立ち上り、美味しいマサラ・チャイができあがりました。
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