【アロマレシピ】ハッカ油のリップクリームで、唇をなめらかに

材料・道具

ハッカ油……3滴
蜜ろう……4g
オリブ油……大さじ1杯
耐熱容器
蓋つき容器
電子レンジ

作り方・使い方


蜜ろうとオリブ油を耐熱容器に入れて、電子レンジにかけます。
600wで1分を目安として、様子を見ながら溶かしてください。


蜜ろうが溶けたら、蓋つきの容器に移します。
ハッカ油を混ぜて、固まればできあがりです。

蜜ろうを入れて、唇を守りましょう

秋も終わりに近づくと、顔にクリームを塗っただけではカサカサしてしまいます。
そこで、うえから植物油を重ねてみると、真冬でも荒れなくなりました。
ただ、唇だけは効果がありません。
ワセリンも試しましたが、やはりささくれてしまいます。

唇の皮膚は、表面の角質がとても薄いそうです。
それに、皮脂腺や汗腺もなく、ほかの部位のように皮脂膜をつくることができませんから、
外からの刺激をダイレクトに受けます。
加えて、「食べる」、「話す」などの動作のたびに擦れて、荒れないわけがありません。

そこでおすすめしたいのが、蜜ろうという素材です。
蜜ろうは、ミツバチが分泌する天然のロウで、
これで巣を作るということですから、強さは推して知るべしでしょう。
融点は60℃ほどで体温で溶けにくく、唇に塗るととてもいいガードになります。
今回ご紹介のリップクリームには、この蜜ろうをちょっと多めに配合しました。
塗ると、厚みを実感していただけると思いますし、
実際、毎日使っていたら、皮がむけにくくなりました。

リップクリームの香りには、ハッカ油を組み合わせました。
ハッカ油は、香りが爽やかなだけでなく、メントールの働きで、皮膚の冷感受容体を刺激します。
唇に塗るとスッとしますから、この気持よさをぜひ体験してみてください。


※アロマセラピーは治療法ではありません。体調のよくないときは、医師に相談したうえでお試しください。小さな子どもは、原則として控えましょう。