【アロマレシピ】ラベンダーのマスクで、睡眠中の吸気を潤す

材料・道具

ラベンダー(1滴)
マスク
綿棒

作り方・使い方


ラベンダーを綿棒に落とし、マスクの外側を軽くこすります。


マスクをつけて寝ます。マスク内が保湿され、ノドや鼻が乾きにくくなります。

寝ているときこそ、マスクが大事

風邪をひいたことに気づくのは、たいがい寝起きです。
うっすらと目が覚めて、意識が少しずつはっきりしてくる途中で、
なんとなく喉の痛みを感じます。
そこで、確認のためツバを飲み込んでみると、やはり痛い。
何度も飲み込んでみますが、やっぱり痛い。
きっと、寝ているあいだに、口を開けていたのでしょう。

喉や鼻の粘膜は、頬などの皮膚と比べると、かなりしっとりしています。
これは、外から入り込もうとする異物を排出するためなのだそう。
たとえば、ウイルスが粘膜につくと、まずこのうるおいで吸着して、
それからくしゃみや鼻水で体外に追い出そうとします。
だから、口が開いてしまうのは、粘膜を乾燥させて、
ウイルスのために感染しやすい環境を作ってあげているのと同じなのです。

そこで、おすすめしたいのが、ラベンダーのマスクです。
寝ているあいだもマスクをつけていれば、
乾いた空気をガードして、粘膜のうるおいを守ってくれます。

アロマセラピーでは、ラベンダーは呼吸器のトラブルを和らげると考えます。
加えて、鎮静効果も高いので、寝つきをよくする効果も期待できるでしょう。
精油をつける際は、
まず綿棒に1滴落としてからマスクをこすると、
香りが柔らかくなるのでおすすめです。
直接マスクに落とすと、香りが強すぎて安眠を妨げる場合があります。

ところで、睡眠中のマスクは、朝までに外れてしまうことがしばしばです。
目覚めると、頭のうえのほうにあったり、あごにずれていたりします。
これでは意味がないと苦笑いしたこともありますが、
保湿を意識するようになってから、風邪をひく回数が確実に減りました。
ノーガードよりはずっといいみたいです。


※アロマセラピーは治療法ではありません。体調のよくないときは、医師に相談したうえでお試しください。小さな子どもは、原則として控えましょう。