ラベンダー園のソフトクリーム、
市販のアイスで再現してみました。
もくじ
ラベンダーの香りとミルクのコク
群馬のたんばらラベンダーパークで、ラベンダー・ソフトを食べたことがあります。
香りもコクも濃厚で、びっくりする美味しさでした。
その後、よそでもラベンダー・ソフトを食べましたが、どれもいまひとつです。
ならば、自分で作ってみようと思いました。
フレッシュなラバンジンは青くさい
7月はラベンダーの開花期で、うちの庭にもラバンジンという品種が咲いています。
とてもいい香りなので、摘みたてをすり鉢ですってみました。
ところが、青臭さが強く出てしまい、さわやかな香りが台無しです。
これでは、アイスに入れる気になれません。
ドライのラバンジンは食品に不向き
フレッシュがだめなら、ドライを試してみようと思いました。
去年収穫して乾燥したラバンジンがあるので、市販のバニラアイスに混ぜてみます。
ところが、口に入れると違和感がありました。
ラバンジンの香りは化粧品や芳香剤向きで、食品には合わないようです。
アングスティフォリアはぴったりだけど
ここで、ラベンダーの品種を変えてみることにしました。
精油で有名なアングスティフォリア種の花をすりつぶし、アイスに混ぜてみます。
すると風味がよく、ラバンジンよりずっと美味しく感じました。
ただ、口のなかにハーブの繊維が残り、たまにむせてしまいます。
ベストは粉末のアングスティフォリア
繊維の違和感に困っていたところ、スパイス専門店で粉末のアングスティフォリアを見つけました。
早速アイスに混ぜてみると、風味が素晴らしいのはもちろんのこと、口当たりもなめらかです。
いろいろ試して念願のラベンダー・アイスが完成しました。
※粉末のアングスティフォリアは、上野アメ横の大津屋さんで購入しました。
https://www.ohtsuya.com/?pid=159583867
番外編:ラベンダーの麦茶
ラベンダーのドライハーブがあると、楽しみがいろいろ広がります。
今、わたしが、アイスとともに気に入っているのは、ラベンダーの麦茶です。
麦茶のパックと小さじ一杯のラベンダーに熱いお湯を注ぐと、部屋中にいい香りが広がります。
麦茶はカフェインレスで、ラベンダーにはリラックス効果がありますから、夜の飲み物にぴったりです。
寝る前に、古い映画を見ながらゆっくりといただきます。
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