【アロマレシピ】ラベンダーのバスソルトで、温めて風邪を防ぐ
材料・道具
ラベンダーの精油……3滴
ジュニパーベリーの精油……2滴
オリブ油……小さじ1/2
塩……大さじ3
小皿
作り方・使い方
①
ラベンダー、ジュニパーベリー、オリブ油を、小皿に入れて混ぜます。
②
塩を加えると、バスソルトのできあがりです。
③
お風呂に溶かし、ゆっくり浸かります。
身体を温めることは、風邪予防の一手になります
「風邪をひくから、モモヒキを履きなさい。ふとんをもう一枚かけなさい」
子どものころ、よくそう言われました。
母は、冷えると風邪をひくと信じています。
「風邪の原因はウイルスだから、寒さではひかないよ」
わたしが言うと、一応うなずいてはいますが、納得しているのかはわかりません。
ところが、身体のメカニズムについて調べてみると、母の考えに一理あることがわかります。
身体が温かいと血行はよくなり、免疫細胞は全身をスムースに移動することができます。
すると、もしウイルスが侵入しても、すぐに脳に連絡できますし、
仲間の免疫細胞のところに行って、一緒に攻撃することもできるのです。
風邪予防はウイルスを避けることが基本ですが、
ひいたかなと思うとき、身体を温めることは回復の一手となるでしょう。
そこで、おすすめしたいのが、ラベンダーのバスソルト。
塩のお湯は、塩分の膜が身体を包んで、湯冷めを防ぐと言われます。
塩は、ピンク色の岩塩などを使うと、見た目にもリラックスできますが、
手に入らなければ、調理用の塩でも充分です。
組み合わせの精油には、ラベンダーとジュニパーベリーを選びました。
どちらも、めぐりをよくする効果があって、アロマセラピーでは冷え対策に使われます。
お互いに香りに渋みを持ち、しっくり調和するところもおすすめのポイントです。
少量のオリブ油は、精油のなじみをよくすることと、
肌のうるおいを守ることの2つの目的で入れました。
特に保湿効果については、お湯に浸かるとすぐに実感していただけると思います。
※アロマセラピーは治療法ではありません。体調のよくないときは、医師に相談したうえでお試しください。小さな子どもは、原則として控えましょう。