【アロマレシピ】ラベンダーのマッサージオイルを作り置き

材料・道具

ラベンダーの精油……6滴
スイートアーモンド・オイル……30ml
ロールオンの容器(50ml容量)……1個

作り方・使い方


ラベンダーの精油とスイートアーモンド・オイルを、ロールオンの容器に入れます。


容器をふって混ぜれば、マッサージオイルのできあがりです。

ラベンダーとスイートアーモンド・オイルなら、いろいろ応用できます

マッサージオイルを作り置きしておくと、仕事の合間やお風呂上りなど、
気軽にアロママッサージができて便利です。
ここでは、いろんなシチュエーションに応用しやすい
ラベンダーの精油とスイートアーモンド・オイルを組み合わせて、ご紹介いたします。

ラベンダーは、アロマセラピーの世界で、万能精油と呼ばれます。
たとえば、アロマセラピーということばを作ったフランスの化学者ガットフォセは、
ラベンダーで火傷を治療したといわれています。
古代ローマ人は、お風呂にラベンダーを入れてキズを洗ったそうです。
現代の日本では、ラベンダーと聞くと、
多くの方が気持をいやす効果をイメージされることでしょう。
ほかにも、肌荒れを改善したり、筋肉の疲労を和らげたり、
アロマセラピーの本をめくると、いろんな効果が書かれています。

一方のスイートアーモンド・オイルは、植物からとれる液体の油です。
粘度が重すぎず軽すぎず、ちょうどいいところが魅力。
ゆっくりと肌のうえを滑るので、オイル・マッサージによく使われます。
わたし自身、スイートアーモンド・オイルは仕事で長く愛用していて、
顔も身体も、これひとつでトリートメントしています。
たとえば、フェイシャルマッサージの場合、肌にぴたっと吸い付くので、
フェイスラインを引き上げる施術には欠かせません。
肩がこって石のように固まっている場合は、まず手のひらでゆっくりさすって、
そのあとで、ツボをねらってちょっと強めに刺激します。
スイートアーモンド・オイルのほどよい粘度は、さする、揉む、押す、
どんな手技でも柔軟に対応してくれます。

マッサージオイルができあがったら、ロールオンの容器に入れましょう。
マッサージオイルが薄く伸ばせますし、手がべたつかないので片付けが楽ちんです。
ロールオンの容器は、人差し指くらいの細いものをよく見かけますが、
わたしがおすすめしたいのは、50ml容量の大きなタイプ。
大は小を兼ねると言う通り、ネイルオイルとして爪のまわりなど細かいところも使いやすいですし、
ふくらはぎやお尻のような大きな筋肉にも効率よく伸ばせます。


※アロマセラピーは治療法ではありません。体調のよくないときや、妊娠中、敏感肌の方は、医師に相談したうえでお試しください。小さな子どもは、原則として控えましょう。