ラベンダーでリラックス~気持を楽にするアロマレシピ15

ラベンダーと聞くと、真っ先に、リラックスというイメージが浮かぶ方は多いでしょう。
ラベンダーの香りは、爽やかさ、甘さ、渋さなど、さまざまな印象が折り重なり、わたしたちの心を癒します。
そこで、この素晴らしい香りと3つのリラックス法を組み合わせて、気持のこわばりをゆるめるアロマセラピーをご紹介いたしましょう。
レシピは全部で15個ありますから、お好きなものをお試しください。

●マッサージとラベンダー

イライラしているとき、マッサージを受けたら、不思議と気持まで軽くなったことはありませんか。
筋肉と心は結びつきが強く、一方がほぐれるともう一方も楽になります。
そこで、こちらに、セルフ・マッサージのレシピを5つ集めました。
マッサージ・オイルの作り方とともに、全身4か所をほぐす方法をご紹介します。

・ラベンダーのマッサージオイルを作りおき

ラベンダー精油(6滴)とスイートアーモンド油(30ml)を、ロールオンの容器に入れると、
マッサージオイルのできあがりです。
ラベンダーは、心を安定させるとともに、筋肉の疲労を和らげます。スイートアーモンド油は、程よい粘度で、マッサージに適します。

※詳しくは、こちらの読み物レシピをご覧ください。

・肩をマッサージ

ラベンダーのマッサージオイルを、肩甲骨の上角に伸ばします。
②マッサージオイルが肌に浸透するように、手のひらでゆっくりさすりましょう。
③強めの刺激が好みの方は、肩に指をひっかけて、手前に引きます。
※左右とも同様に行います。

・ふくらはぎをマッサージ

ラベンダーのマッサージオイルを、ふくらはぎに伸ばします。
②マッサージオイルが肌に浸透するように、手のひらでゆっくりさすりましょう。
③強めの刺激が好みの方は、反対側の膝で押してください。
※左右とも同様に行います。

・首をマッサージ

ラベンダーのマッサージオイルを、首の脇になじませます。
②耳の付け根から鎖骨に向かって、手のひらでゆっくりさすりましょう。
③硬いところを見つけたら、らせんを描くようにやさしくほぐしてください。
※左右とも同様に行います。

・お尻をマッサージ

ラベンダーのマッサージオイルを、お尻の真ん中になじませます。
②肌に浸透させるように、ゆっくりとさすりましょう。
③強めの刺激が好みの方は、お尻に握りこぶしをあてて、壁に寄りかかります。
※左右とも同様に行います。

●ハンドメイドとラベンダー

頭のなかが不安でいっぱいのとき、手を動かしたら、嫌な気分がどこかに行ってしまったことはありませんか。
考えても仕方のないことに限って堂々めぐりしがちですが、手作業に集中すると、気持をそらしやすくなります。
そこで、こちらに、ハンドメイドのレシピを5つ集めました。
ラベンダーの香りとともに、楽しいことに意識を向けましょう。

・泡の入浴剤を作る

①重曹(100g)、クエン酸(50g)、片栗粉(50g)を混ぜます(A)。
②ラベンダー精油(15滴)、エタノール(小さじ2)を混ぜます(B)。
③AにBを少しずつ混ぜます。
④4等分して型につめます。乾燥したらできあがりです。
※ラベンダーの香りは、鎮静効果をもつと言われます。

詳しくは、林泉の広報紙『りんせん通信』5月号をご覧ください。
メイン記事にて、詳しい情報を書き足しています。

・サシェを作る

①布を17×16センチに切ります。
②中表に二つ折りし、二辺の端の5ミリ内側を縫います。縫ったら、表側にひっくり返します。
③お茶パックに、ラベンダーのドライハーブ(大さじ3)をつめます。作った布袋に入れて、リボンで口を結べば、サシェのできあがりです。

・アロマストーンを作る

①紙コップに、水(25ml)とラベンダー精油(15滴)を入れて混ぜます。
②石こう(40g)を少しずつ加え、混ぜます。
③混ざったら、型に流します。
④1時間後、型から抜きます。1日干して、完全に乾いたらできあがりです。
※石こうとシリコン型は、100均で入手可。

・レース編みのサシェを作る

①鎖編みで、36目作り目します(レース針6号使用)。
②レース針8号で、鎖編みの両側に細編みを編みつけます(計72目)。
③鎖二目の方眼編みで、袋状に14段往復編みします。
④最後に、細編みを2段編みます。
⑤ラベンダーのハーブを入れて完成です。
※40番レース糸使用

・ハンドクリームを作る

①ホワイトリカー(5ml)に、ドライのバタフライピー(2個)を入れ、1時間おきます。
②耐熱容器Aに、蜜ろう(2g)とスイートアーモンド油(20ml)を入れます。
③耐熱容器Bに、バタフライピーを除いた①を入れます。
④鍋に水を張って沸かし、AとBを湯煎にかけます。
⑤蜜ろうが溶けたら2つとも鍋から出して、AにBの中身を移します。
⑥小型の電動泡だて器で混ぜます。小さなツノが立つようになったら、ラベンダー精油(5滴)を加え、できあがりです。

●お風呂とラベンダー

いつまでも緊張がとけないとき、たっぷりのお湯に浸かったら、眠気がふわりと訪れたことはありませんか。
お湯の温かさは、身体の放熱をうながして、心身ともにリラックスしやすい環境を整えます。
そこで、こちらに、入浴剤のレシピを5つ集めました。
ラベンダーの香りとともに、ゆっくり温まってください。

・バスソルト

ラベンダー精油(5滴)、ラベンダーのドライハーブ(小さじ1)、粒状の岩塩(大さじ3)を混ぜると、1回分のバスソルトのできあがり。40℃以下のお湯に溶かし、ゆっくり浸かりましょう。
ラベンダーの香りは鎮静効果に優れます。塩は血行をよくします。

詳しくは、林泉の広報紙『りんせん通信』7月号をご覧ください。
メイン記事にて、詳しい情報を書き足しています。

・入浴液

バタフライ・ピーのドライハーブ(花1つ)を、グリセリン(大さじ1)に半日浸けます。明るい紫色になったら、バタフライ・ピーを取り出しましょう。ラベンダー精油(5滴)を落とせば、1回分の入浴液のできあがりです。
ラベンダーの香りは、鎮静効果に優れます。

・バスミルク

①ラベンダーのドライハーブ(小さじ2)とラベンダー精油(5滴)を混ぜます。
②ガラスの容器に、コーヒー用ミルクパウダー(小さじ2)と①を交互に入れれば、できあがりです。
③40℃以下の湯に溶かして入浴してください。
※ラベンダーの香りは、鎮静効果に優れます。

・足浴

ガスールのクレイ(小さじ2)に、ラベンダー精油(2滴)を落とせば、足浴用の入浴剤のできあがり。洗面器に40℃のお湯を張り、入浴剤を溶かして、足を浸しましょう。
ラベンダーの香りは、鎮静効果に優れます。ガスールは皮脂を吸着し、肌をサラサラに整えます。

・手浴

ラベンダー(2滴)とオリブ油(5滴)を小皿で混ぜると、手浴用の入浴剤のできあがりです。洗面器に40℃以下の湯を張ったら、入浴剤を溶かし、手を浸してください。
ラベンダーは、鎮静効果に加え、抗炎症作用もあるといわれます。消毒で荒れた手にいかがでしょう。


※これらのレシピは、2021年5月3日から6月4日までの月水金に、ひとつずつツイッターに投稿したものです。

※アロマセラピーは治療法ではありません。体調のよくないときや、妊娠中、敏感肌の方は、医師に相談したうえでお試しください。小さな子どもは、原則として控えましょう。