【アロマレシピ】疲れやすい青葉の季節は、ヒノキの入浴剤で緊張をゆるめましょう。

夏に向かう今の時期は、天候の変化が激しく、自律神経に負担がかかりがちです。
もし不調を感じるなら、ヒノキのお風呂にゆっくり浸かってみてください。
森林浴のリラックス効果で、心身ともに軽くなります。

材料・道具

  • ヒノキの精油(5滴)
  • ハチミツ(大さじ3杯)
  • 小皿

レシピ(1回分)

  1. 小皿にハチミツを入れる。ハチミツは精油とお湯の媒介として使用する。
  2. ヒノキの精油を落とし、混ぜる。
  3. バスタブに38~40℃のお湯を張る。ぬるめのお湯は、自律神経をリラックスモードに切り替える。
  4. お湯に2を溶かし、全身を浸す。

ヒノキの香りに包まれれば、安心感に満たされます。

ヒノキには、ピネンという芳香成分が多く含まれます。
ピネンは針葉樹を思わせるさわやかな香りで、
サイプレスやユーカリなど、木の精油の多くに入っています。
森は温度や湿度の変化が穏やかで、生き物にとって暮らしやすい環境です。
木の香りはその象徴といえるでしょう。

お風呂で温まれば、筋肉も気持もほぐれます。

お湯に浸かって血行がよくなると、肩こりや腰痛が楽になります。
それと同時に、気持も楽になったことに気づくでしょう。
これは自律神経が働いている証拠です。
身体は、自律神経を介して、気持とつながっています。
どちらか一方を緩めれば、もう一方も自然に緩んでくるのです。

嗅覚も視覚も、刺激は穏やかなほうがリラックスできます

今日は疲れたなと思う日、私は、気分や症状にあわせて、入浴剤を調合します。
こちらでご紹介したヒノキの入浴剤もそのなかのひとつです。
落ち着いた香りが、頭のなかの雑音をゆっくりと静めてくれます。

もうひとつ好きなお風呂の入り方があって、それはお風呂場の照明を消すことです。
脱衣室の電気をつけておけば、半透明のドアからほのかに明かりが入ってきます。
よかったら、入浴剤と合わせて試してみてください。


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