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レンチンしたらできあがり! 蜜ろうとハーブの精油でハンドクリームを作りました

簡単に、保湿力の高いクリームを作りたい

蜜ろう入りのクリームは、手荒れを防ぐ効果が高く、乾燥の時期に欠かせないアイテムです。
ただ、手作りするとなると、ちょっと手間がかかります。
そこで、電子レンジにかけるだけで完成するレシピを考えてみようと思いました。

まずは、容器を用意します

容器選びのポイントはふたつあって、ひとつは電子レンジにかけられること。
一般的なレシピでは材料を湯煎で溶かしますが、このレシピでは端折ります。

もうひとつは、フタがついていること。
作るときに使った容器を、そのまま保存容器にするからです。

蜜ろうは、強力な保護膜として働きます

耐熱容器に、蜜ろう(5g)を入れます。
蜜ろうは蜜蜂が作るろうで、巣材として使われるそうです。
蜜ろうは融点が高く、体温に溶けにくいという特長があります。
肌のうえにしっかりとどまり、水分の蒸発を防ぎます。

オリブ油を注ぎ、電子レンジで加熱します

容器に、オリブ油(大さじ2)を加えます。
オリブ油は、オレイン酸を主成分とする優秀な保湿剤です。
薬局においてあり、500ml/500円程度で手に入ります。

ここで、電子レンジ(600w)に2分ほどかけ、蜜ろうを溶かします。
沸騰させないよう、庫内に目を光らせます。

ハーブの精油を加えて完成です

蜜ろうが溶け、液状に変わったら、精油を混ぜます。
この日は、ラベンダー(5滴)とクラリセージ(1滴)を落としました。
ラベンダーは傷を治すといわれるほど、皮膚を修復する力が高い精油です。
同じシソ科のクラリセージを合わせ、香りに奥行きをだしました。 

寝る前の習慣にしています~こぼれ話

わたしには、寝る前の習慣がいくつかあります。
たとえば指圧。全身の主要な十か所を押して、その日のコリを和らげます。
余裕のあるときはお灸もして、モグサの香りに癒されます。

この記事でご紹介した蜜ろうのハンドクリームも、習慣のひとつです。
冬場は枕元に置いておき、ベッドサイドの灯りを消すとき手にすりこみます。
ふとんに油分が染みるかなと心配したこともありましたが、数年間続けていても特に問題ありません。
植物のほのかな香りは、安眠のお供としても優れています。


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