【アロマレシピ】ハッカが香る冷たい手浴で、全身涼しくなりましょう

経験したことがないほどの暑い日が続きます。
帰宅後など、いつまでも熱感がひかず、困ったことはありませんか。
そんなとき、冷たい手浴はいかがでしょう。
ハッカ油を組み合わせると、清涼感がアップしますから、ぜひ試してみてください。

材料・道具

  • ハッカ油(2滴)
  • ハチミツ(小さじ1杯)
  • 小皿
  • 洗面器

方法

  1. 小皿に、ハッカ油(2滴)を落とす。
  2. ハチミツ(小さじ1)を加え混ぜる。ハチミツはハッカ油と水の媒介として使う。
  3. 洗面器の七分目まで常温の水を張る。
  4. 上記2を溶かし、5分ほど手を浸す。

※清涼感を強くしたいときは、様子を見ながら、ハッカ油を1滴ずつ増やす。

手のひらを冷やすと、全身が涼しくなります

    手には、体温を調整をする血管が走っています。
    手を冷やすと血液も冷え、その血液が身体中をめぐれば、余分な熱がとれるのです。

    とはいえ、冷やしすぎると、血管を収縮させて、逆効果になってしまいます。
    手浴の水は、15度程度の常温がおすすめです。

    ハッカ油を組み合わせると、清涼感がアップします

    ハッカ油の主成分はメントールです。
    メントールは、肌の冷感受容体を刺激して、脳に冷たいと感じさせる効果があります。

    ハッカ油の清涼感は、手浴のあと、少し時間をおいてやってきます。
    手に風をあてると、涼しさが際立ちますから、ぜひ試してみてください。

    なんとかとハッカ油は使いよう

    ハッカ油は、肌に清涼感をもたらすユニークな精油です。
    世の中に、精油は200種類ほどあると言われますが、触覚を刺激するのはハッカ油だけではないでしょうか。
    アロマセラピーでは、入浴剤やリップクリームなどに、その心地よい冷たさを活用します。

    わたしがアロマを始めたころ、鼻うがいの洗浄液にハッカ油を落としたことがあります。
    清涼感で、花粉症の鼻づまりが解消されると思ったのです。
    ところがやってみると、清涼感どころか痛みが走り、立っていられないほどでした。
    二度と試したくありませんが、ハッカ油のパワーを体感するいい機会になりました。


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